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概要

山田 氏  名: 山田 朋子(ヤマダ トモコ)
所  属: 医学医療系
専  攻: 生命システム医学
研究分野: 分子神経科学
職  名: 助教
学  位: 博士(工学)
学位取得大学: 東京工業大学大学院 生命理工学研究科(2007年3月)
着任日   : 2016年2月1日
メンター  : 村谷匡史准教授
研究室   :

http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/yamadalab/

小脳における神経細胞の分化と遺伝子制御

 人を人たらしめているもの、思考や記憶、感情は脳によって担われています。脳は無数の神経細胞のつながりからなり、複雑なネットワークを形成しています。これまでの多くの研究により、視覚や記憶などの様々な行動が特定の神経回路の活性化によって説明されることが分かってきました。この脳の複雑なネットワークは、どのようにして形成されるのでしょうか。我々は小脳に注目して研究を行っています。
 小脳は運動機能を司る重要な器官であり、小脳は顆粒細胞を初めとする数種類の神経細胞からなっています。これらの各神経細胞はそれぞれ特徴的な形態を持ち、それぞれ決まった場所に整然と配置されています。そしてシナプスを介して相互につながりあうことで情報を伝達し、機能を果たしています。発生段階においてこれらの各細胞はどのような過程を得て分化し、小脳のネットワークに組み込まれるのでしょうか。
 我々は遺伝子発現に着目してこの謎を解き明かそうとしています。中でも遺伝子発現を調節する機構、転写反応に注目しています。①特にゲノム環境を通じて転写反応を制御する機構、エピジェネティック制御に興味を持っており、クロマチンリモデリング因子を中心に解析を行います。②また特定の発生段階にある神経細胞のRNA解析を通して、遺伝子発現のリアルタイムな観察を行い、分化のメカニズムを解き明かすことを目指します。

 

       <マウス小脳切片の免疫染色>

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