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概要

氏  名: 吉岡 洋輔(ヨシオカ ヨウスケ)
所  属: 生命環境系
専  攻: 生物圏資源科学
研究分野: 植物育種学
職  名: 助教
学  位:

博士(農学)

学位取得大学:

筑波大学大学院 生命環境科学研究科(2007年3月)

着任日   : 2013年4月1日
メンター  : 大澤良教授
研究室   :

http://www.agbi.tsukuba.ac.jp/~ikusyu/yindex.html

園芸作物の育種技術開発と有用形質の遺伝学的解析

 近年、ゲノム解析装置やゲノム情報解析技術が急速に発展・普及し、多くの作物で主要な農業形質に関与する遺伝子が同定されるとともに、DNAマーカー選抜技術の確立・高精度化など、ゲノム情報を利用した育種も大きく発展しています。その一方で、環境や遺伝子-環境相互作用の影響を強く受ける形質や、表現型の測定が難しい形質などでは、現在でも育種の効率化に貢献する知見や技術の蓄積が十分に進んでいません。現在、そして将来の育種には、栽培環境の不安定化や病虫害の蔓延などの生産現場の問題や、生産者や消費者の多様なニーズに迅速に対応できることがこれまで以上に強く求められています。育種効率を大幅に向上させて短期間で新品種を育成するためには、優れた育種家の目に加えて、表現型、ゲノム、環境などの多様な情報の統合的な解析を通して得られる知識や技術を活用するより他はありません。
 そこで私たちは、農業上有用な複雑形質について、形質の評価精度に関わる実験手法や測定技術を向上させた上で、その遺伝的メカニズムの解明や育種技術の開発に取り組んでいます。具体的には、(1)先端情報技術を活用した園芸作物育種における形質評価・選抜法の高度化、(2)ゲノム情報を活用した複雑形質の育種技術開発、(3)遺伝資源を利用したウリ科作物等の遺伝・育種学的研究と育種素材開発などの研究を行っています。いずれの研究課題も、研究の最終的な目標を単に知見の獲得にするのではなく、より実用的な育種技術や育種素材の開発にまで高めることにより、研究成果を育種家の意志決定支援、選抜効率の向上、ひいては新品種の育成に確実に結びつけたいと考えています。